第4試合終了後、突如1人のレスラーがマットに上がった。
***「おー、ぎょーさん人はいっとるね〜。Aliceの皆さん。そしてAliceファンの皆さんこんばんわ〜。
今日はここでなんか「F−5」とかいう交流戦の出場決定戦をやっているって聞いたので来て見ました〜。
しかし、正直さっきの試合おもしろくなかったな〜。なんか、こー「ドラマチック」ってものがないん違いますか〜?
あと、ピンクやら紫やらわからん人がルチャっぽいことをしてた様ですけど、メキシコ出身の私からしてみれば、甘い甘い。
実力も私の方が数段上と違いますか〜?
Aliceさんも「F−5」で恥じかきたくなかったら、こんな人、副将なんかしないで、うちを出しませんか〜?
なんなら、そこのピンクやら紫やらわからん人。今から、うちともう1試合して、雌雄を決するってのはどうやろ?」
あーっと、Aliceのリングに突如上がったレスラー、いきなりの暴言!
しかも、あろう事かドラゴン・ドリームが今手にした「F−5」への出場権を要求!
これに対し、ドラゴンはどう出るのか〜!?
ドラゴン「なんなのよ、あなた。人のリングにノコノコ上がって来て、いきなり宣戦布告とはイイ度胸じゃないの。
――ちょっと、やり方が汚いけど、ヤダっていってもダメなんでしょう?
――校長!!そこにいるんでしょ?!」
なんと、ドラゴンここでなんと校長の名を出した〜!!考え方によっては校長への反逆とも取れるこの発言!
しかし、なんとここで応えるように校長「式部 京子」入場!!
式部「奥井。。。フフッ、よく私が黒幕って判ったわね。。。」
ドラゴン「ちょっと考えれば判るでしょう?普通、私達の全然知らない部外者がリングの上までノコノコ上がってこれる訳ないんだから。」
式部「フフッ、たしかにそうね。。。というか、私も黒幕になるつもりもなかったんだけどね。。。綾子、――ちょっとカマシすぎよ。。。」
砂田「悪い、悪い。ちょっと調子に乗ってしもうた。」
式部「さて、今回「F−5」に向けてシングル戦を5試合組んだわけだけれども、私はそれだけじゃちょっと足りないと思って、
メキシコから彼女「砂田綾子」をつれて来たの。。。本当は不甲斐ない試合をした選手の変わりに綾子を
「F−5」で使おうと思ったのだけれども、我が愛弟子達は各試合ここまで好試合を続けてくれ、頑張ってきていると思う。。。
しかし、私はあえて、ここで一石を投じたいと思う!ドラゴン!綾子ともう1試合だ!!勝った方を「F−5」副将とする!!」
なんと、ここで校長・式部、ドラゴンに続けて2試合目を要求!!
いくら疲れやダメージが次に残らないワンナイトマッチ形式とはいえ、ドラゴンにはあまりにも割が合わない内容。
しかし、そんな思いを他所にここでゴングが鳴る!!
→「Next」
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