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試合経過



第2試合はAliceのリングへは初めて上がる「サブミッション・クィーン」南利美と、 暴力がすべての「ザ・モンスター」の対戦。 どちらも勝負もさるところながら、両者とも「相手の腕を折る」、「相手を殴り倒す」を目的としている、正に力と技の究極の対決。 果たして、この決着はどちらに上がるのか!?

まずは南がヘッドロック、ショルダーバットと落ちついた形で試合が始まる。 しかし、開始40秒。モンスターが一瞬のスキを見せると、南はいきなりの踏み込み掌底。 このスキを見逃さない。

対するモンスターは脳天エルボー、ゴリラスラムからサイキックと力で序盤を進めてゆく。

4分過ぎ。南はまたもやバックに回ると延髄へ踏み込み掌底。そして脇固め。 確実にペースを自分のものとして行く。

5分を過ぎると、もう完全に南のペース。 バックからの踏み込み掌底から脇固め。閂スープレックスからチキンウィングフェースロック。 バックからのチキンウィンングスープレックスからチキンウィングフェースロックと畳かける。

モンスターもヘッドロックパンチからストンピング等で反撃を試みるも、 既にこの時点でほとんど焼け石に水状態。

8分過ぎ、南リバースツームストンパイルドライバーを炸裂させた後、 モンスターをリングから落として自ら場外へ場所を移すと、 さすがにモンスターも脳天エルボー、足掛け膝砕き、エルボードロップと反撃。 この後、場内に戻ってアレハンドロックVで南を締め上げる。

しかし、モンスターの反撃もここまでだった。 10分を過ぎると、 閂スープレックスからチキンウィングフェースロックを見せた後、 ニークラッシャーから必殺のケンタオロスアームロック。 モンスターをロープに振ると、ジャンピングDDTからまたもやケンタオロスアームロック。 更には胴締めフロントネックロック。

モンスターもブレーンバスターで必死に返そうとするもものの、今日の南はこれをことごとくこれを身を翻して後方着地する。 最後は南がジャンピングDDTからケンタオロスアームロックでまとめ、正に完勝で第2試合をものにした。

南選手のコメント


――まずはAliceでの初勝利おめでとうございます。

南「ありがとうございます。」

――この試合に対してのコメントをがあれば。

南「特にこの試合にっていうのはないですが、、、

今回Aliceに出ているのは「講師」という肩書きどおり、次世代への指導が主ですから。 下の子達がこれを見て何かを感じてくれればいいなと。

この第2試合というのもあくまで主役は1期生から始まるAlice所属選手達であって、 私達ベテランは脇役。その様な訳で第2試合です。もっとも下の子達が不甲斐ないと思えば、前にも出るかもしれないですけれども。。。

ただ、これはリングの外で考えている事であって、リングの中ではいつも通りなので。 こんなメインでもない試合で構わなければ相手も募集してますので、これからも宜しくお願いします。」


[Index]

第2試合 シングルマッチ 30分1本勝負
南 利美 13分12秒
ケンタオロスアームロック
ザ・モンスター×