■試合経過
第２試合はアインvs越後。越後はAlice初見参ということもあり、
相手は格下のアインとの対戦。
しかし、アインも「Alice 3rd.」で直接ではないが
宇働組を倒し、勢いに乗っているだけに油断はできない。
試合が始まると、まずはアインがアームブリーカーに捉えようとしたところを越後が胴絞めスリーパー。
この後もお互いのブレーンバスターをトンボを切っての着地あり、
はたまた切り返しのカニばさみ等、序盤は切り返しの応酬。
小技はいくつか入るものの、中技さえ許さない展開。
この均衡が破れてきたのは、開始４分。
アインのジャンピングハイキックをすかすと、越後が弓矢固め。
その後、アインもストレートアームバー、逆エビ固めとグラウンドの展開が多くなってくる。
そして、開始５分。越後がここでダブルアームスープレックスを決め、この試合初めてスープレックスが決まる。
お返しにとアインもブレーンバスターを試みるが、ここは越後がトンボを切ってかわす。
それならばとアインは越後をポストに振って、膝蹴りを敢行。
その後もコーナー付近での攻防が続き、
７分過ぎには越後が切り返しの膝蹴りから２度目の弓矢固めを披露する。
アインもこの後、この試合初めてのロープワークからヒップアタックを見せ、そしてストレートアームバー。
また、切り返しの膝蹴りから逆エビ固めとほぼ互角の戦いを見せる。
しかし、越後が８分半にコブラツイストを決めると徐々に主導権は越後の方へ傾いてゆく。
９分にはバックの取り返しからニークラッシャー。そして、逆エビ固め。
１０分にはサイドスープレックスから膝十字を披露。
この後、アインに２回ほどポストに叩きつけられるが、ここは逆にブレーンバスターでアインを場外に落とし、
１１分過ぎには、本日初めての大技、ブルドッキングヘッドロック。
しかし、アインもやすやすとは終わらない。
１２分には越後が仕掛けたジャンピングパイルドライバーを切り返すと、
越後をポストに振ってヒップアタック。そして、駆け上がりのムーンサルトプレスで追い討ちをかけ反撃。
しかし、１３分。
越後は先ほどは失敗したジャンピングパイルドライバーを今度は決め、流れを再び手元にたぐり寄せる。
そして、１４分。掌底アッパー連打からアインを立ち上がらせると必殺の延髄斬り！
更にはコブラツイストも決め、一気に勝負を決めにかかる！
しかし、これをアインはギブアップしない。
すると越後はここで一度コブラツイストを解くと、次の瞬間まさかのグラウンドコブラ！
アインはこの術中にまんまとはまり、あっけなくカウント３。
越後しのぶがAlice初勝利をおさめた。
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